妊娠初期の注意点って?気になるポイントを解説

妊娠初期は妊娠してから2~4か月くらいの時期を指します。この時期はお腹はそれほどふっくらしておらず、まだまだ動きやすい時期ですが、つわりなどもありどうやって過ごしていいかわからない時期でもあります。

 

また、お腹にまだ小さな赤ちゃんがいるので、食事について心配している妊婦さんもいるでしょう。

 

ここでは、妊娠初期の疑問点・注意点を紹介します。

 

つわりがつらい・・・いつまで続くの?

つわりは妊娠初期に見られるつらい症状で、「妊娠悪阻」と呼ばれることもあります。

 

・胃がムカムカする
・吐き気がする
・お腹が張る、痛い
・すぐに眠くなってしまう、もしくはなかなか寝付けない
・食べ物の好みが変わる

 

などのさまざまな症状が見られますが、原因はまだよくわかっていません。

 

基本的には、妊娠してから2~3か月がピークで、それからだんだん安定化していきます。ただ、個人差も大きく、ほとんどつわりがない人もいれば、妊娠中期になっても収まらない人もいます。

 

つわりがあって食欲がなくなることもありますが、妊娠初期の胎児はまだ小さく、それほど栄養を必要としていないので、あまり食べられなかったり、体重が落ちてしまってもそれほど心配はありません。むしろ、「赤ちゃんのため」と思って無理して食べてしまうと嘔吐がひどくなり、脱水症状になる可能性があるので、あまり気にしすぎないようにしたほうがいいでしょう。

 

つわりがひどくて食事がほとんどできない場合は、むしろママの体が心配になってくるので、主治医の診断を受けるようにしたほうがいいでしょう。

 

どんなつわりが多い?

 

つわりの症状についてのアンケートデータを用意したので、参考にしてみてください。

 

1位:においづわり
2位:食べづわり
3位:吐きづわり
4位:眠りづわり

 

全体の9割の妊婦がつわりを感じており、なかでも「におい」で気分が悪くなるつわりを訴える人が多いようです。場合によっては、人ごみのにおいが気になって外出できなくなったり、シャワーのにおいがイヤで入浴できなくなった、なんて例もあるようです。

 

2位の食べづわりは空腹になると不快に感じるというもので、食べ過ぎて体重が増えることがあるようです。3位の「吐きづわり」はその逆で、胃がムカムカして吐いてしまったりするつわりとなり、体重が落ちてしまうケースがあります。このように、ママによってまったく逆の症状が出てくるのもつわりの不思議な点です。

 

4位の「眠りづわり」は眠気が強くなってしまうつわりです。妊娠すると副交感神経が活発になるので、夜寝ていても昼間についつい居眠りしてしまったりします。

 

ただ、その逆に寝つきが悪くなる場合もあります。吐きづわりや食べづわりによってストレスがたまり、寝つきが悪くなってしまうのです。

 

旅行に行ってもいいですか?

妊娠初期はまだ動きやすい時期なので、出かけたり、旅行に行ったりしたいこともあるでしょう。前々から予定していた旅行をキャンセルしたくないということもあるかもしれません。

 

妊娠初期の旅行は、絶対にNG!というわけではないのですが、妊娠4か月ころまでは赤ちゃんの器官が形成されたり、胎盤ができる大事な時期。流産しやすい時期でもあるので、旅行するなら妊娠中期(4カ月目以降)の方がよいでしょう。

 

ただ、妊娠中はどの時期も長時間の移動は避けたほうがいいので、遠くに行って何泊もするような旅行は避けたほうが無難です。移動する場合も、時間の余裕をしっかりもち、ストレスを抱え込まないように気をつけましょう。

 

妊娠中に食べちゃいけないものはある?

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるわけですから、ママの食べたものが直接影響します。なので「食べてはいけないものがあるのでは」と心配になることもあるでしょう。

 

ただ、料理については「これはNG!」というもの実はそれほどありません。なのでそれほど気にする必要はないのですが、つわりがあると温かいものが食べにくくなることがあるので、常温で食べられる料理(ざるそばやざるうどん、サラダ、冷製スープ、冷製パスタなど)を選ぶようにしたほうがいいでしょう。

 

また、妊娠中はママの免疫力が低下しがちなので、生ガキ、刺身、寿司などの生ものは避けたほうがいいかもしれません。

 

なお、飲み物は要注意です。アルコールはNGですし、カフェインの摂りすぎも厳禁。コーヒーの飲み過ぎには気をつけましょう。

 

お腹の赤ちゃんに異常がないか気になる…

妊娠中にどうしても気になるのは、お腹のあかちゃんに障害や先天異常がないか、という点だと思います。

 

以前なら生まれるまでわからないことでしたが、今は「出生前診断」という診断があり、ある程度の判断が可能となっています。どうしても気になってしまうなら、そのままモンモンとしてストレスをためてしまうよりは、産婦人科に相談したほうがいいかもしれません。

 

ただ、出生前診断ではすべての障害がわかるわけではないので、必ずしも受ける必要はありません。きちんと夫婦で話し合い、検査が必要かどうかを検討しましょう。

 

また妊娠初期に葉酸を摂取すると、先天異常のリスクを軽減できることはよく知られており、厚生労働省も推奨しているほどです。なるべく早い段階で葉酸の摂取を検討することも重要でしょう。

出生前診断とは?

 

お腹の赤ちゃんの染色体異常(ダウン症など)や先天異常を調査せる診断のことです。精密超音波検査や羊水検査、母体血清マーカーテスト、NIPT検査などの種類があります。